絵本美術館に行ってきました

絵本研究も行う1・2・年生の田中ゼミで、恒例の安曇野絵本美術館「森のおうち」に行ってきました。

 

 

紅葉した木々に囲まれた「森のおうち」はとてもかわいらしく、学生たちはわくわくしていました。

企画展のタイトルは「猫たち大活躍絵本原画展」です。

いせひでこさんの絵で、かさいしんぺいさんとの文による『猫だもの~ぼくとノラと絵描きのものがたり』、小児科医江口みつおき氏の描かれた『ふしぎな国のおともだち~こねこの物語』、庄野ナホコさんの『ルッキオとフリフリ はじめてのクリスマス』『ルッキオとフリフリ おやしきへいく』などの原画を拝見することができました。ねこブームの今、ぴったりの企画展です。

 

 

「森のおうち」さんでは、毎回酒井館長のご挨拶をいただき、また、学芸員の米山さんが、私たちのためにわざわざギャラリートークをしてくださいます。

原画展の見どころや、絵本の背景など様々なことを教えていただき、原画を見る時に本当に参考になります。(展示室は撮影禁止ですが、特別にご許可をいただいています)

さらに、酒井館長の著された創作民話『風吹の神さん』や、森のおうちお話しの会で演じられた「宮澤賢治 いのちの讃歌・自然の讃歌」の脚本をいただき、いつもながらのお心づかいに感謝するばかりでした。

 

絵本作家の方が心をこめて描かれた原画を見られる貴重な体験…。絵の持つ力を感じ取ってもらえたらと思います。